薬剤師国家試験過去問題集 製剤の種類と特性

テープ剤に関する記述 100回薬剤師国家試験問277

100回薬剤師国家試験 問277
65歳男性。変形性関節症の治療中であり、以下の薬剤が処方された。

 

テープ剤に関する記述 100回薬剤師国家試験問277

 

問277(薬剤)
本テープ剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選びなさい。
1 室温で保存する。
2 製剤均一性試験法の適用を受ける。
3 溶出試験法の適用外である。
4 膏体は支持体に展延されている。
5 水を含む基剤を用いた貼付剤である。

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100回薬剤師国家試験 問277(薬剤)

 

◆ 1について
1 〇 室温で保存する。

 

室温とは1〜30℃である。
関連問題
日本薬局方 室温とは 92回問172c

 

 

◆ 2について
2 〇 製剤均一性試験法の適用を受ける。

 

製剤均一性試験法とは,個々の製剤の間での有効成分含量の均一性の程度を示すための試験法である。
日本薬局方の製剤総則において、
貼付剤のうち,経皮吸収型製剤は,別に規定するもののほか,製剤均一性試験法に適合するとの規定がある。

 

 

◆ 3について
3 〇 溶出試験法の適用外である。

 

溶出試験は製剤からの主成分の溶出を試験するものであるが、
溶出試験が適用されるのは経口投与する製剤であり、
貼付剤には適用されない。

 

 

◆ 4について
4 〇 膏体は支持体に展延されている。

 

膏体とは有効成分,基剤,その他の添加物を混和して均質としたものであり、
貼付剤に必要な粘着力を持つ。
一般に、貼付剤は、支持体に膏体が展延され、膏体はライナーと呼ばれるフィルムで保護された構成となっている。

 

 

◆ 5について
5 × 水を含む基剤を用いた貼付剤である。

 

ロキソプロフェンNaテープはテープ剤である。
テープ剤は,ほとんど水を含まない基剤を用いる貼付剤である。

 

パップ剤は,水を含む基剤を用いた貼付剤である。

 

 

★ 他サイトさんの解説リンク
100回問276,277(e-RECさん)

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