ICP発光分光分析法による定量 103回問201の2,3

103回薬剤師国家試験 問201の2,3
ICP発光分光分析法に関する下記の記述の正誤を判定してみよう。

 

2 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析法による定量では、フレーム方式及び電気加熱方式が利用できる。
3 ICP発光分光分析法によるマグネシウムの定量では、励起状態のマグネシウム原子又はイオンが基底状態に遷移する際に放出される発光を観測する。

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103回薬剤師国家試験 問201の2,3 解答解説

 

2 × 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析法による定量では、フレーム方式及び電気加熱方式が利用できる。

 

3 〇 ICP 発光分光分析法によるマグネシウムの定量では、励起状態のマグネシウム原子又はイオンが基底状態に遷移する際に放出される発光を観測する。

 

フレーム方式及び電気加熱方式は原子吸光光度法における原子化法である。
誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析法では、
高周波誘導結合法により得られたアルゴンプラズマ中に試料を導入して原子化またはイオン化する。

 

下記のリンク先を参照
ICP発光分光分析法の原理 100回問97の1,2

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