薬剤師国家試験過去問題集 日本薬局方通則

日本薬局方通則に関する記述 92回薬剤師国家試験問172

92回薬剤師国家試験 問172
日本薬局方通則に関する記述の正誤について、正しいものはどれか。

 

a 溶液の濃度を(1→3)で表示したものは、液状の薬品ではその1 gを溶媒に溶かして全量を3 mLとする割合を示す。
b 定量に供する試料の採取量に「約」を付けたものは、記載された量の±5 %の範囲をいう。
c 試験又は貯蔵に用いる温度を表すとき、室温とは1〜30℃とする。
d 質量百万分率の単位には「vol ppm」の記号が用いられる。

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92回薬剤師国家試験 問172 解答解説

 

◆ aについて
a × 溶液の濃度を(1→3)で表示したものは、液状の薬品ではその1 gを溶媒に溶かして全量を3 mLとする割合を示す。

 

溶液の濃度を(1→3)で示したものは、固形の薬品は1 g、液状の薬品は1 mLを溶媒に溶かして全量3mLとする割合を示す。

 

 

◆ bについて
b × 定量に供する試料の採取量に「約」を付けたものは、記載された量の±5 %の範囲をいう。
→ 〇 定量に供する試料の採取量に「約」を付けたものは、記載された量の±10%の範囲をいう。

 

 

◆ cについて
c 〇 試験又は貯蔵に用いる温度を表すとき、室温とは1〜30℃とする。

 

標準温度は20℃,常温は15〜25℃,室温は1〜30℃,
微温は30〜40℃とする.
冷所は,別に規定するもののほか,1〜15℃の場所とする.

 

関連問題
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常温とは 96回問171b

 

 

◆ dについて
d × 質量百万分率の単位には「vol ppm」の記号が用いられる。
→ 〇 質量百万分率の単位には「ppm」の記号が用いられる。

 

質量百万分率(parts per million)はppmの記号が用いられ、
1ppmは、1 g中に1×10−6 gの成分が含まれていることを表す。
(1ppm = 1×10−6g/ g = 1μg/ g)

 

体積百万分率(volume parts per million)はvol ppmの記号が用いられ、
1vol ppmは、1 L中に1×10−6 Lの成分が含まれていることを表す。
(1vol ppm = 1×10−6L/ L = 1μL/ L)

 

関連問題
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