薬物代謝における第U相反応 105回薬剤師国家試験問43

105回薬剤師国家試験 問43
薬物代謝における第U相反応はどれか。1つ選びなさい。
1 アルキル化
2 加水分解
3 還元
4 酸化
5 抱合

トップページへ

 

薬剤師国家試験過去問題 科目別まとめ一覧 へ

 

薬剤師国家試験過去問題 代謝 一覧へ

 

 

105回薬剤師国家試験 問43 解答解説

 

薬物代謝における第U相反応は、
選択肢5の抱合である。
薬物代謝とは、薬物の水溶性を高め、体外に排出されやすくする過程である。
薬物代謝は、第T相反応と第U相反応に分けられる。

 

第T相反応は、酸化,還元,加水分解により、
ヒドロキシ基,アミノ基,チオール基などの官能基を形成させ、
極性を増大し、水溶性を高める反応である。

 

第U相反応は、抱合であり、
一般に、薬物の官能基に水溶性物質を転移することにより、
水溶性を高める反応である。
ただし、アセチル抱合とメチル抱合では、水溶性が低下する。

 

 

★ 他サイトさんの解説リンク
105回問43(e-RECさん)

トップへ戻る