薬剤師国家試験過去問題集 物理 化学平衡

薬剤師国家試験過去問の「各種の化学平衡」の範囲の問題を集めました。

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★ 各種の平衡定数
反応1と反応2が共役して起こる反応3の平衡定数Kの値 108回問2

 

受容体−リガンドの解離平衡 102回問95

 

プロスタグランジンE1のα-シクロデキストリンへの包接化の平衡定数 100回問198

 

★ 沈殿平衡

 

硫酸ナトリウム水溶液中における硫酸バリウムの溶解度 107問4

 

硫酸バリウム飽和溶液に硫酸ナトリウムを加える 103回問3

 

AgClの溶解度とNaNo3添加によるイオン強度の増大 101回問94の2

 

沈殿平衡 Ag2CrO4の溶解度と溶解度積の関係式 97回問3

 

沈殿平衡 純水中およびK2CrO4水溶液中のクロム酸銀の溶解度 95回問19

 

沈殿平衡 共通イオン効果,異種イオン効果 93回問19

 

沈殿平衡 難溶性塩の溶解度,溶解度積の計算

 

沈殿平衡 溶解度と溶解度積の関係式 88回問21

 

 

★ 分配平衡
弱酸HAの分配係数KDの計算 107回問96

 

乳剤の油相及び水相中の薬物濃度 105回問178

 

酸性薬物フロセミドの分配平衡 101回問205

 

互いに混ざり合わない2つの液相間における分配平衡 98回問94

 

分配平衡と化学ポテンシャル 87回問16ac

 

溶媒の誘電率と分配係数 87回問16b

 

弱酸,弱塩基の見かけの分配係数(分配比)とpH 87回問16d

 

 

★ 酸化還元平衡
Fe2+とCe4+の混合溶液の酸化還元平衡 95回問18

薬剤師国家試験過去問題集 物理 化学平衡記事一覧

第93回薬剤師国家試験 問19沈殿平衡に関する記述の正誤を判定してみよう。a 難溶性塩のAg2CrO4の溶解度Sと溶解度積KSPの間には、KSP=4S3の関係がある。b 異種イオン効果とは、溶液中に沈殿物と無関係なイオンが多量に存在すると、沈殿物の溶解度が減少することである。c 共通イオン効果とは、難溶性塩の飽和溶液に共通イオンを加えると、難溶性塩の溶解度が著しく増加することである。

第101回薬剤師国家試験 問205 74歳男性。意識障害のため救急搬送されてきた。水分貯留をともなう高血圧性緊急症と診断され、治療方針を話し合う中でニカルジピン塩酸塩とフロセミドの投与が検討された。処方薬の物性を測定する目的で、種々のpHで水溶液(50μg/mL)を調製し、その5mL ずつに、それぞれ1-オクタノール5mL を加えてよく振り混ぜ、分配平衡に達した後、水層中の薬物濃度を測定した。以下...

第98回薬剤師国家試験 問94互いに混ざり合わない2つの液相間における分配平衡に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 溶質の分配係数は、溶け込んでいる溶質の濃度に比例して大きくなる。2 一定温度、一定圧力下での分配係数は、それぞれの液相における溶質の標準化学ポテンシャル差により決まる。3 有機相と水相を利用した親油性化合物の抽出では、誘電率の高い有機溶媒の方が抽出率は高い。4 そ...

第87回薬剤師国家試験 問16ac互いに混ざり合わない水相と有機溶媒相間での,溶質の分配平衡に関する記述の正誤を判定してみよう。a 分配平衡では,溶質の各相での化学ポテンシャル(部分モル自由エネルギー)は等しい。c 分配係数C(oil)/C(water)は,有機溶媒相と水相間の溶質の標準化学ポテンシャル差によって決まる。

第95回薬剤師国家試験 問18次の酸化還元平衡式に関する記述の正誤を判定してみよう。なお、この反応の酸化還元電位 ( E ) は、で示され、およびの標準酸化還元電位(E0)は、それぞれ0.78Vおよび1.72Vである。a 標準酸化還元電位(E0)は、[酸化体]:[還元体] = 1:1のときの電位である。b Fe2+とCe4+の混合溶液では、反応は右に進む。c Fe2+をCe4+で滴定すると、当量点...

第98回薬剤師国家試験 問94の4互いに混ざり合わない2つの液相間における分配平衡に関する記述の正誤を判定してみよう。4 それぞれの液相における溶質の標準化学ポテンシャルが温度に依らず一定の時、定圧下で液相の温度を上昇させると、分配係数は低下する。

105回薬剤師国家試験 問178乳剤A、B及びCはそれぞれ図に示す容積の水と油からなっている。これらの乳剤には非電解質の薬物1000mg が溶解している。25℃における乳剤A〜Cの油相及び水相中の薬物濃度に関する記述のうち、最も適切なのはどれか。1つ選びなさい。ただし、25 ℃における薬物の油/水分配係数は1000であり、分配平衡に達しているものとする。また、溶解に伴う容積変化は無視でき、両相にお...

107回薬剤師国家試験 問96分配係数は、薬物の脂溶性の指標として用いられる。ある1価の弱酸HA(pKa 5.3)がpH 5.0の緩衝液中に溶解している。この緩衝液200 mLに水と混ざり合わない有機溶媒100mL を加えてHA を1回抽出したところ、抽出率は75%であった。この弱酸HA の分配係数KD(有機溶媒中の分子形の濃度/ 緩衝液中の分子形の濃度)に最も近い値はどれか。1つ選びなさい。ただ...

100回薬剤師国家試験 問198注射用アルプロスタジルアルファデクス中のα-シクロデキストリンは、プロスタグランジンE1をモル比1:1で包接する。注射用アルプロスタジルアルファデクス(20μg)を25℃、1mL 注射用水に溶解した。この時、65%のプロスタグランジンE1がα-シクロデキストリンから解離していた。プロスタグランジンE1のα-シクロデキストリンへの包接化の平衡定数(L・mol−1)とし...

102回薬剤師国家試験 問95ある受容体(R)に結合するリガンド(L)があり、L はR と1:1で結合する。この平衡反応の解離定数(Kd)を1μM とする。1μM のR が存在しているところにL の濃度が[ア]μM となるように添加したとき、平衡状態において全受容体のうちL が結合した受容体の割合は20%となった。[ア]にあてはまる数値に最も近いのはどれか。1つ選びなさい。ただし、系の体積変化は無...

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