薬剤師国家試験過去問題集 コントロールドリリース(放出制御)

薬剤師国家試験過去問のコントロールドリリース(放出制御)の問題を集めました。

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経口徐放性製剤の利点 103回問55

 

経口徐放性製剤の特徴 86回問156

 

経口徐放性製剤 85回問178

 

グラデュメット型製剤,浸透圧ポンプ型製剤,点眼液のメチルセルロース,オキシブチニン塩酸塩の貼付剤,生分解性マイクロカプセルの基剤 104回問177

 

放出制御製剤に用いられる添加剤:エチルセルロース,乳酸・グリコール酸共重合体,ヒドロキシプロピルセルロース,エチレン・酢酸ビニル共重合体 102回問175

 

メタクリル酸コポリマーのコーティング膜を施した製剤の溶出性 104回問175

 

マトリックス型徐放錠 98回問280,281

 

マトリックス表面からの薬物の放出とHiguchi式 85回問169

 

薬物放出がHiguchi式に従うときの累積薬物放出量 101回問55

 

図の構造の経口製剤の薬物放出パターン 106回問49

 

長時間0次放出を示す製剤 100回問55

 

OROSが応用されたメチルフェニデート塩酸塩徐放錠 102回問179

 

ある経皮吸収型製剤の累積薬物放出量と時間の関係 101回問179

 

マトリックス型製剤と膜制御型製剤の放出速度,時限放出型製剤 91回問178

 

ある経皮吸収型製剤に関する問題 95回問165

 

溶出試験のグラフから推察される製剤的特徴 98回問179

 

疼痛緩和治療とフェントステープに関する記述 98回問282,283

 

フェンタニル貼付剤 101回問280,281

 

リュープリンPRO注射用キット 106回問282,283

薬剤師国家試験過去問題集 コントロールドリリース(放出制御)記事一覧

106回薬剤師国家試験 問282?28366歳男性。排尿困難となり病院を受診したところ、ホルモン感受性の前立腺癌と診断された。主な検査値は以下のとおり。問282(薬剤)リュープリンPRO注射用キットに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 本剤は乳濁性注射剤である。2 本剤のマイクロカプセルは、乳酸重合体を主たる基剤としている。3 投与後、マイクロカプセルが体内でゆっくりと分解する...

101回薬剤師国家試験 問55マトリックス型放出制御製剤からの薬物放出がHiguchi式に従うとき、時間tまでの単位面積当たりの累積薬物放出量について、正しい記述はどれか。1つ選びなさい。1 tに比例する。2 tの平方根に比例する。3 tの立方根に比例する。4 tに反比例する。5 tの平方根に反比例する。6 tの立方根に反比例する。

102回薬剤師国家試験 問179下図は、浸透圧を利用した放出制御システム(Osmotic controlled release oral delivery system:OROS)が応用されたメチルフェニデート塩酸塩徐放錠の断面図である。以下の記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選びなさい。1 溶出の初期では、外皮(放出制御膜)を覆っている薬物コーティング層から薬物放出が起こる。2 体内の水分が...

102回薬剤師国家試験 問175放出制御製剤に用いられる添加剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選びなさい。1 エチルセルロースは、水に不溶であり、徐放性のコーティング剤として用いられる。2 乳酸・グリコール酸共重合体は、生体内分解性であり、持続性注射剤用マイクロスフェアの基剤として用いられる。3 ヒドロキシプロピルセルロースは、水和によりゲル化するため、徐放性のマトリックス基剤として...

104回薬剤師国家試験 問177放出制御型製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 硫酸鉄を含むグラデュメット型製剤は、イオン交換樹脂に鉄を吸着させて、消化管内のイオンとの交換反応により徐放させる製剤である。2 パリペリドンを含む浸透圧ポンプ型製剤は、薬物とそれを押し出す駆動力となる電解質を高分子マトリックスに分散させた徐放性製剤である。3 チモロールマレイン酸塩と添加剤である...

101回薬剤師国家試験 問179ある経皮吸収型製剤の断面図(模式図)を以下に示す。in vitro 放出試験における本製剤からの累積薬物放出量と時間の関係を示したグラフとして、正しいのはどれか。1つ選びなさい。ただし、放出試験中、薬物貯蔵層内、放出制御膜内及び粘着層内の薬物濃度は一定に保たれ、かつシンク条件が成立しているものとする。

98回薬剤師国家試験 問179グラフは、ある放出制御型製剤についての溶出試験を下に示す条件で実施した結果である。このグラフから推察される製剤的な特徴に関する記述のうち、適切なのはどれか。1つ選びなさい。ただし、薬物の溶解度はpHによって変化しないものとする。1 腸溶性製剤からの薬物溶出で、pH に依存して溶出量が変化している。2 不溶性マトリックス型製剤からの薬物溶出で、マトリックス中の拡散が薬物...

95回薬剤師国家試験 問165図はある経皮吸収型製剤の模式図(断面図)である。本剤に関する以下の記述の正誤を判定してみよう。1 薬物貯蔵層内の薬物が飽和濃度に保たれているとき、定常状態での薬物の放出制御膜透過速度はFickの第1法則に従う。2 水溶性薬物の皮膚透過性改善が期待できる。3 放出制御膜には乳酸・グリコール酸共重合体が用いられる。4 ニトログリセリンを主薬とした本剤を狭心症発作時に貼付す...

101回薬剤師国家試験 問280−281初期臨床研修医に対し、緩和ケアチームのメンバーである薬剤師が、フェンタニル製剤の特徴について講義をしている。問280(実務)フェンタニル及びフェンタニル製剤に関する説明として正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 フェンタニルは、腎機能が悪い患者には禁忌である。2 フェンタニルは、がん性疼痛治療の他、全身麻酔にも用いられる。3 フェンタニル貼付剤は、オピオイド...

98回薬剤師国家試験 問282−28365歳男性。体重53kg。疼痛緩和治療を受けているがん患者である。モルヒネの副作用としての便秘がひどくなり、処方変更がなされた。問282(実務)疼痛緩和治療に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選びなさい。1 上記の処方変更は、オピオイドローテーションの一例である。2 WHO方式3段階がん疼痛治療ラダーの第1段階では、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)...

98回薬剤師国家試験 問280−28135歳男性。てんかんの持病があり、処方1によりコントロールされていた。問280(実務)医師に対する情報提供として、適切なのはどれか。2つ選びなさい。1 ロペラミド塩酸塩カプセル1mgを追加すべきである。2 バルプロ酸の血中濃度の低下を懸念して、TDM を実施すべきである。3 バルプロ酸の副作用リスクが高まるため、肝機能検査を実施すべきである。4 ビフィズス菌錠...

91回薬剤師国家試験 問178放出制御型薬物送達システムに関する記述について、正しいものはどれか。2つ選びなさい。1 マトリックス型製剤は、膜制御型製剤に比べて一定の薬物放出速度を示す。2 時限放出型製剤は、特定の消化管部位での薬物放出を目的として利用される。3 マトリックスからの薬物放出が Higuchi 式に従う場合、累積薬物放出量は、時間の2乗に対して比例する。4 水に不溶性の高分子で皮膜を...

86回薬剤師国家試験 問156経口徐放性製剤に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a 一般に生物学的半減期の長い薬物に対して有用である。b 消化管からの吸収が良好な薬物には不適当である。c 肝初回通過効果の大きい薬物には適していない。d スパンスル型は、徐放性顆粒と速溶性顆粒を混合してカプセル充てんした製剤である。

85回薬剤師国家試験 問169不溶の高分子マトリックス中に薬物を分散させたとき、水中におけるマトリックス表面からの薬物の放出は次の(1)式に従うものとする。Q = [D・(2A−Cs)Cs・t]1/2 (1)Q:t時間後におけるマトリックスの単位面積あたりの累積薬物放出量D:マトリックス中の薬物の拡散係数A:マトリックス中の単位容積あたりの薬物量Cs:マトリックス中の薬物の溶解度次のa〜dの記述の...

85回薬剤師国家試験 問178経口徐放性製剤及びその対象薬物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a 徐放性製剤は、通常の製剤に比べ、薬効をより長時間持続させたり副作用の発現を低減させることが期待できる。b 一日の投与回数が多い薬剤は、徐放性製剤とすることによって服薬コンプライアンスの向上が期待できる。c 初回通過効果の大きい薬物は、徐放性製剤とすることによってバイオアベイラ...

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