薬剤師国家試験過去問題集 医薬品の添加剤

カルボキシビニルポリマーは点鼻液の有効成分の鼻腔内滞留性を高める 107回薬剤師国家試験問182の4

107回薬剤師国家試験 問182の4
フルチカゾンプロピオン酸エステルを有効成分とする懸濁性点鼻液(アラミスト点鼻液)に含まれる添加物に関する記述の正誤を判定してみよう。

 

4 カルボキシビニルポリマーは、有効成分の鼻腔内滞留性を高めるために添加されている。

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107回薬剤師国家試験 問182の4 解答解説

 

4 〇 カルボキシビニルポリマーは、有効成分の鼻腔内滞留性を高めるために添加されている。

 

カルボキシビニルポリマー(カルボマー)とは、
アクリル酸の重合体を主鎖とする水溶性の高分子である。

 

カルボキシビニルポリマーは有効成分の鼻腔内滞留性を高める 薬学107回問182の4

 

カルボキシビニルポリマーは増粘効果に優れており、
本剤では薬剤の粘膜付着性を高め、
有効成分の鼻腔内滞留性を高める。

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