薬剤師国家試験過去問題集 溶液の性質

薬剤師国家試験過去問の「溶液の性質」の問題を集めました。

薬剤師国家試験過去問題集 溶液の性質記事一覧

87回薬剤師国家試験 問21溶液の理想性又は非理想性は,その蒸気圧から判断できる。図に示されたアセトン−クロロホルム混合溶液の蒸気圧に関する記述のうち,正しいものはどれか。a アセトン−クロロホルム混合溶液は全組成において理想溶液である。b アセトンとクロロホルム1:1混合溶液のアセトンの活量係数は1より小さい。c 図のA,B,C,Dで示されたそれぞれの領域で,ラウール(Raoult)の法則が近似...

87回薬剤師国家試験 問21b図に示されたアセトン−クロロホルム混合溶液の蒸気圧に関する記述の正誤を判定してみよう。b アセトンとクロロホルム1:1混合溶液のアセトンの活量係数は1より小さい。

100回薬剤師国家試験 問93次の文章の[ @ ][ A ]に入る数値及び記号の正しい組合せはどれか。1つ選びなさい。理想溶液がその気相と平衡にある場合、各成分の蒸気圧は溶液中のモル分率に比例する。成分XとYから成る液体を理想溶液とみなすとき、成分Xのモル分率0.5の溶液と平衡にある蒸気の成分Xのモル分率は[ @ ]となる。ただし、成分XとYの蒸気圧をそれぞれ500hPa、1000hPaとする。ま...

107回薬剤師国家試験 問94生体膜の膜電位は、膜の両側におけるイオン濃度の不均衡によって生じる。そのイオン濃度の不均衡は、生体膜が水や小さいイオンは通すが、大きなイオンは通さない半透膜の性質をもつことで生じる。図のように、半透膜の内相にタンパク質P5−(−5の電荷をもち5Na+が対イオンとなっている)の0.01mol/L 水溶液を置き、外相には濃度が0.1mol/L のNaCl水溶液を置いておく...

95回薬剤師国家試験 問21活量及びイオン強度に関する記述のうち、正しいものはどれか。a 理想溶液では、活量係数は 1 である。b Na+、Cl− の活量係数をそれぞれ γ+、γ− とすると、NaClの平均活量係数γ± は、c 1.0×10−6 mol/L CaCl2 水溶液のイオン強度は、1.0×10−6 mol/L である。d 溶液中ではイオン間に相互作用が働くため、イオン強度が増大すると、平...

108回薬剤師国家試験 問19987歳男性。畑仕事中に意識がもうろうとなり、A病院に救急搬送された。現病歴と服用している薬剤の有無は不明であった。検査の結果、血清ナトリウム値が108mEq/Lと低ナトリウム血症を認めた。治療のため、3%塩化ナトリウム水溶液での点滴加療を開始することにした。処方内容や投与方法など治療方針について医師からICU 担当薬剤師に確認の依頼があった。問199塩化ナトリウム水...

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