滴下法(二重ノズル法)による軟カプセルの製造 97回薬剤師国家試験問179の3
97回薬剤師国家試験 問179の3
製剤化に関する記述の正誤を判定してみよう。
3 滴下法による軟カプセル剤の製造では、薬物の充てんとカプセル被膜の形成が同時に行われる。
97回薬剤師国家試験 問179の3 解答解説
3 〇 滴下法による軟カプセル剤の製造では、薬物の充てんとカプセル被膜の形成が同時に行われる。
滴下法は二重ノズル法と呼ばれ、内側のノズルから薬物を放出し、
外側のノズルからゼラチン等のカプセル剤皮を放出し、
それらを滴下・冷却・固化することで軟カプセル剤を作る方法である。
滴下法(二重ノズル法)では瞬間的に薬物溶液をカプセル剤皮で包み込めるので、
シームレスカプセル(つなぎめの無いカプセル)の軟カプセル剤を製することができる。