電気伝導性 無限希釈ではイオン独立移動の法則が成立 87回薬剤師国家試験問19b
87回薬剤師国家試験 問19b
電解質溶液の電気伝導性に関する記述の正誤を判定してみよう。
b 電解質溶液の電気伝導性は,無限希釈ではイオン独立移動の法則が成立する。
87回薬剤師国家試験 問19b 解答解説
b 〇 電解質溶液の電気伝導性は,無限希釈ではイオン独立移動の法則が成立する。
無限希釈のモル伝導率を極限モル伝導率(Λ0)と呼ぶ。
電解質の極限モル伝導率(Λ0)は、陽イオンと陰イオンの極限モル伝導率の和で表される。
これをコールラウシュのイオン独立移動の法則と呼ぶ。
Λ0 = λ0+ + λ0−
λ0+:陽イオンの極限モル伝導率 λ0−:陰イオンの極限モル伝導率