薬剤師国家試験過去問題集 電解質溶液の電気伝導率
薬剤師国家試験過去問の「電解質溶液の電気伝導率」の問題を集めました。
薬剤師国家試験過去問の「電解質溶液の電気伝導率」の問題を集めました。
96回薬剤師国家試験 問20電解質溶液の電気伝導率(導電率)に関する記述のうち、正しいものはどれか。ただし、モル伝導率をΛとする。a 強電解質の希釈溶液では、Λは濃度に対して直線的に減少する。 b 強電解質の濃度が高くなるとΛが小さくなるのは、陽イオンと陰イオンの相互作用によってイオンの動きが抑えられるからである。c 弱電解質では、濃度が高くなると急激にΛが小さくなる。d 電解質の極限モル伝導率は...
96回薬剤師国家試験 問20ab電解質溶液の電気伝導率(導電率)に関する記述の正誤を判定してみよう。ただし、モル伝導率をΛとする。a 強電解質の希釈溶液では、Λは濃度に対して直線的に減少する。 b 強電解質の濃度が高くなるとΛが小さくなるのは、陽イオンと陰イオンの相互作用によってイオンの動きが抑えられるからである。
101回薬剤師国家試験 問94水溶液中のイオン間相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 強電解質のモル伝導率は、濃度に比例して増加する。2 難溶解性塩であるAgClの溶解度は、NaNO3の添加によるイオン強度の増大とともに増大する。3 高濃度の強電解質溶液におけるイオンの平均活量係数は、1より大きくなることがある。4 水中における電解質のイオン間相互作用は、アルコールなど...
101回薬剤師国家試験 問94の3水溶液中のイオン間相互作用に関する記述の正誤を判定してみよう。3 高濃度の強電解質溶液におけるイオンの平均活量係数は、1より大きくなることがある。
94回薬剤師国家試験 問20電解質溶液の導電率に関する記述のうち、正しいものはどれか。a KClのモル導電率は、濃度に対して直線的に減少する。b KClの極限モル導電率は、構成イオンの極限モル導電率の差で表される。c KClのモル導電率がLiClのモル導電率より大きいのは、Li+がK+より強く水和しているため、Li+の移動が抑えられているからである。d H+の極限モル導電率は、金属イオンの極限モル...
101回薬剤師国家試験 問94の5水溶液中のイオン間相互作用に関する記述の正誤を判定してみよう。5 アルカリ金属における極限モル伝導率は、K+< Na+< Li+ の順に大きくなっている。
97回薬剤師国家試験 問93図は、3 種類の電解質(NaOH,CH3COOH,NaCl) 溶液のモル伝導率(Λ) と濃度(c)の平方根との関係を示している。図中のa 〜 c と電解質の正しい組合せはどれか。1つ選びなさい。
87回薬剤師国家試験 問19電解質溶液の電気伝導性に関する記述のうち,正しいものはどれか。a 強電解質のモル電気伝導率Λは濃度増加と共に増加し,濃度と直線関係を示す。これはイオン間相互作用の効果である。b 電解質溶液の電気伝導性は,無限希釈ではイオン独立移動の法則が成立する。c KCl,NaClおよびLiClのΛがKCl>NaCl>LiClであるのは,陽イオンの水和イオン半径の効果である。d HC...
87回薬剤師国家試験 問19b電解質溶液の電気伝導性に関する記述の正誤を判定してみよう。b 電解質溶液の電気伝導性は,無限希釈ではイオン独立移動の法則が成立する。
87回薬剤師国家試験 問19d電解質溶液の電気伝導性に関する記述の正誤を判定してみよう。d HClのΛが他の強電解質と比べ非常に大きいのは,H+イオン半径が小さいためである。
87回薬剤師国家試験 問19e電解質溶液の電気伝導性に関する記述の正誤を判定してみよう。e 酢酸のΛが濃度の増加と共に急激に減少するのは,酢酸イオンのΛが小さいためである。