赤外吸収スペクトル(IR)測定法では分子振動に関する情報が得られる 93回問33c

93回薬剤師国家試験 問33c
電磁波を利用する分析法に関する記述の正誤を判定してみよう。

 

c 赤外吸収スペクトル測定法では、分子振動に関する情報が得られる。

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93回薬剤師国家試験 問33c 解答解説

 

分子の振動エネルギー準位を基底状態から励起状態へ励起するのに必要なエネルギーは、電磁波では赤外線の領域(波長2.5μm〜25μm,波数4000cm-1〜400cm-1)に相当する。
分子振動によって双極子モーメントが変化するときに赤外線が吸収される。

 

赤外吸収スペクトル(infrared absorption spectrum略称IR)を測定することにより、
分子の振動エネルギーに関する情報が得られ、
分子構造に関する情報を得ることができる。

 

★ 参考外部サイトリンク
赤外分光法の原理(日本分光さん)

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