薬物の血漿タンパク結合の解析に用いられる式 99回薬剤師国家試験問42
99回薬剤師国家試験 問42
薬物の血漿タンパク結合の解析に用いられる式はどれか。1つ選びなさい。
1 Henderson−Hasselbalch式
2 Langmuir式
3 Augsberger式
4 Arrhenius式
5 Cockcroft−Gault 式
99回薬剤師国家試験 問42 解答解説
薬物の血漿タンパク結合の解析に用いられる式は、
選択肢2のLangmuir式(ラングミュア式)である。
薬物とタンパク質との結合について、
下記のラングミュア式がある。
薬物とタンパク質との結合がラングミュア式に従う場合、
縦軸にr、横軸に[Df]をプロットとすると、
下記のような曲線となる。
ラングミュア式から、
Scatchard式(スキャッチャード式)や両逆数プロットの式が導出できる。
これらの式に基づき、薬物のタンパク結合の解析が行われる。
関連問題
・タンパク結合のラングミュアプロットとスキャッチャードプロット 89回問152
・タンパク結合のラングミュアプロットと両逆数プロット 91回問154
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