薬剤師国家試験過去問題集 コロイド

薬剤師国家試験過去問の「コロイド」の問題を集めました。

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コロイド分散系はどれか 99回問48

 

疎水コロイドの安定性の評価,疎水コロイドに電解質が共存すると分散状態は,反対符号のイオンの価数と凝析価,イオンの塩析作用の強さ,高分子コロイドにアルコール添加でコアセルベーション 104回問171

 

バイオ医薬品の微粒子製剤の水への分散性 109回問182

 

ブラウン運動,疎水コロイドの凝析,限外顕微鏡はチンダル現象を利用,親水コロイドの凝集沈殿 96回問21

 

コロイド溶液のコアセルベーション,コロイド溶液のチンダル現象・ブラウン運動,分散粒子が荷電していると電気二重層を形成 95回問171

 

液中に分散したコロイド粒子の動き 94回問172a

 

親水コロイドは電解質濃度を高めると不安定になる 94回問172b

 

塩析,チンダル現象,表面に水和層のあるコロイド,エマルションとサスペンション 93回問20

 

限外顕微鏡はチンダル現象を利用,コロイド粒子とろ紙・半透膜,疎水コロイドの凝析,塩析,マイクロカプセルの調製 88回問22

 

コロイド粒子間相互作用のポテンシャルエネルギーと粒子間距離 94回問21

 

コロイド粒子間に働く相互作用ポテンシャルエネルギーの概略図 90回問21

 

 

 

薬剤師国家試験過去問題集 コロイド記事一覧

104回薬剤師国家試験 問171コロイド分散系の性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 疎水コロイドの安定性は、粒子間のファンデルワールス引力と静電反発力の総和で評価できる。2 疎水コロイドに電解質が共存すると粒子表面の電気二重層は厚くなり、分散状態は不安定となる。3 疎水コロイドの電荷と反対符号のイオンの価数が大きくなるほど、凝析価(mol/L)は大きくなる。4 親水コロイ...

104回薬剤師国家試験 問171の2,3コロイド分散系の性質に関する記述の正誤を判定してみよう。2 疎水コロイドに電解質が共存すると粒子表面の電気二重層は厚くなり、分散状態は不安定となる。3 疎水コロイドの電荷と反対符号のイオンの価数が大きくなるほど、凝析価(mol/L)は大きくなる。

95回薬剤師国家試験 問171コロイドに関する記述のうち、正しいものはどれか。a 親水コロイド溶液にエチルアルコールを添加すると、コロイドに富む相と希薄な相に分離するコアセルベーションが起こる。b コロイド溶液に光をあてると、コロイド粒子が光を散乱するブラウン運動が起こる。c コロイド粒子は分散媒分子の衝突を受けて、不規則な運動をするチンダル現象を示す。d 分散粒子が荷電していると、対イオンが分散...

93回薬剤師国家試験 問20コロイド溶液に関する記述のうち、正しいものはどれか。a 多量の電解質の添加により、親水コロイド粒子が凝析する現象を塩析という。b チンダル現象は、コロイド溶液では観測されるが、低分子物質溶液では観測されない。c 疎水コロイドは、その表面が親水性で水和層が形成されて安定化している。d エマルション (乳濁液) では、液体の分散媒中に固体物質が微細な粒子として分散している。

96回薬剤師国家試験 問21コロイド分散系に関する記述のうち、正しいものはどれか。a コロイド粒子のブラウン運動は、コロイド粒子どうしの無秩序な衝突によって起こる。b 少量の電解質を添加すると疎水コロイドが凝集し沈殿するのは、コロイド粒子間の静電的反発力が増加するためである。c 限外顕微鏡は、コロイド粒子のチンダル現象を利用したものである。d タンパク質などの親水コロイドは、アルコールなどの脱水剤...

90回薬剤師国家試験 問21分散コロイドの一種である疎水コロイドの安定性は、主に静電反発力とファンデルワールス力によって決まる。コロイド粒子間に働く相互作用ポテンシャルエネルギーの概略図を下に示す。静電反発力による相互作用ポテンシャルエネルギーは添加塩濃度の違いにより VR1、VR2、VR3で示される。ファンデルワールス力による相互作用ポテンシャルエネルギーをVAとすると、各々の総相互作用ポテンシ...

94回薬剤師国家試験 問21下図の曲線 (1)〜(3) は、異なる添加塩濃度におけるコロイド粒子間相互作用のポテンシャルエネルギーと粒子間距離との関係を示している。ただし、(1) 及び (2) の極大点でのポテンシャルエネルギーは粒子の熱運動エネルギーより十分大きい。疎水コロイドの安定性に関する記述のうち、正しいものはどれか。a (1) では、コロイド粒子の凝集が容易に起こる。b (2) では、凝...

88回薬剤師国家試験 問22コロイド分散系に関する記述の正誤について、正しいものはどれか。a 限外顕微鏡は、コロイド粒子のチンダル現象を利用したものである。b コロイド粒子のブラウン運動は、コロイド粒子どうしの無秩序な衝突によって起こり、コロイド粒子は、一般にろ紙や半透膜を通過する。c 疎水コロイドに少量の電解質を添加すると、凝集し沈殿する。これを凝析という。これは静電的反発力が増加し、ファンデル...

109回薬剤師国家試験 問182バイオ医薬品の微粒子製剤の水への分散性を、ゼータ電位と平均粒子径から評価した。下図の異なるpHにおける結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。ただし、一次粒子の粒子径はpH により変化せず、温度は一定とする。また、粒度分布は一峰性で十分小さく、粒子の凝集は可逆的とする。1 pH 2で分散粒子は正に帯電している。2 pH 5付近で最も凝集性が高い。3...

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