温水に溶けて粘稠なゾルとなり冷やすとゲル化する天然由来の高分子 105回薬剤師国家試験問51
105回薬剤師国家試験 問51
製剤に汎用される高分子のうち、温水に溶けて粘稠なゾルとなり、冷やすとゲル化する天然由来の高分子はどれか。1つ選びなさい。
1 アルブミン
2 結晶セルロース
3 ゼラチン
4 ヒプロメロース
5 ポビドン
105回薬剤師国家試験 問51 解答解説
温水に溶けて粘稠なゾルとなり、冷やすとゲル化する天然由来の高分子は、
3のゼラチンである。
ゼラチンは動物組織から得られるコラーゲンを部分的に加水分解して得られるタンパク質であり、
主にカプセルの原料として用いられるが、幅広い用途に用いられている。
2の結晶セルロースと4のヒプロメロースについては下記のリンク先の解説を参照
97回問51
5のポビドンについては下記のリンク先の解説を参照
106回問52
★ 他サイトさんの解説リンク
105回問51(e-RECさん)