アセメタシン インドメタシンのプロドラッグとした目的 83回薬剤師国家試験問172d
83回薬剤師国家試験 問172d
プロドラッグに関する次の記述の正誤を判定してみよう。
d インドメタシンをアセメタシンとすることにより、胃内における安定性が増加する。
83回薬剤師国家試験 問172d 解答解説
d × インドメタシンをアセメタシンとすることにより、胃内における安定性が増加する。
→ 〇 インドメタシンをアセメタシンとすることにより、消化管障害が軽減する。
アセメタシン(ランツジールコーワ)は、インドメタシンのグリコール酸エステルであり、経口投与後、生体内でエステル結合が加水分解され、活性代謝物のインドメタシンを生成するプロドラッグのNSAIDsである。
アセメタシンは、消化管から吸収された後、インドメタシンに変換されるので、インドメタシンよる消化管障害が軽減されている。
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