注射剤に適用される日本薬局方一般試験法 101回薬剤師国家試験問53
101回薬剤師国家試験 問53
静脈内に投与する注射剤に適用される日本薬局方一般試験法はどれか。1つ選びなさい。
1 崩壊試験法
2 溶出試験法
3 エンドトキシン試験法
4 制酸力試験法
5 摩損度試験法
101回薬剤師国家試験 問53 解答解説
静脈内に投与する注射剤に適用される試験法は、
3のエンドトキシン試験法である。
注射剤のエンドトキシン試験法について、次のように規定されている。
「注射剤，注射剤を製するに用いる溶剤，添付された溶解液などは，皮内，皮下及び筋肉内投与のみに用いるものを除き，別に規定するもののほか，エンドトキシン試験法に適合する．ただし，エンドトキシン試験法の適用が困難な場合は，発熱性物質試験法を適用できる」
他、注射剤に適用される日本薬局方一般試験法は以下の通り。
・無菌試験法
・製剤均一性試験法（用時溶解又は用時懸濁して用いるもののみ）
・注射剤の採取容量試験法（埋め込み型注射剤は除く）
・注射剤の不溶性異物検査法（埋め込み型注射剤は除く）
・注射剤の不溶性微粒子試験法（埋め込み型注射剤は除く）
関連問題
皮内、皮下及び筋肉内投与のみに用いる水性溶剤はエンドトキシン試験法の適用を受ける？ 100回問177の2
★ 他サイトさんの解説リンク
101回問53(e-RECさん)