比旋光度は示性値として用いられるが定量には用いられない 82回問11b
82回薬剤師国家試験 問11b
旋光度測定法に関する次の記述の正誤を判定してみよう。
b 比旋光度は、示性値として用いられるが、濃度との間に比例関係がないため、医薬品の定量に用いられない。
82回薬剤師国家試験 問11b 解答解説
b 〇 比旋光度は、示性値として用いられるが、濃度との間に比例関係がないため、医薬品の定量に用いられない。
旋光度は濃度との間に比例関係があるため、定量に用いられる。
比旋光度とは一定条件下での単位層長・単位濃度当たりの旋光度であり、物質に固有の値を示す。
そのため、比旋光度は定性には用いられるが、定量には用いられない。