皮内、皮下及び筋肉内投与のみに用いる水性溶剤はエンドトキシン試験法の適用を受ける? 100回薬剤師国家試験問177の2
100回薬剤師国家試験 問177の2
注射剤の溶剤に関する記述の正誤を判定してみよう。
2 皮内、皮下及び筋肉内投与のみに用いる水性溶剤は、エンドトキシン試験法の適用を受ける。
100回薬剤師国家試験 問177の2 解答解説
2 × 皮内、皮下及び筋肉内投与のみに用いる水性溶剤は、エンドトキシン試験法の適用を受ける。
→ 〇 皮内、皮下及び筋肉内投与のみに用いるものを除き、水性溶剤は、エンドトキシン試験法の適用を受ける。
日本薬局方の製剤総則において、注射剤や注射剤に添付される溶解液は、
皮内,皮下及び筋肉内投与のみに用いるものを除き,
別に規定するもののほか,エンドトキシン試験法に適合するものとし、
エンドトキシン試験法の適用が困難な場合は,発熱性物質試験法を適用できると規定されている。