腸溶性製剤の崩壊試験の試験液のpH 101回薬剤師国家試験問54
101回薬剤師国家試験 問54
日本薬局方において、腸溶性製剤の崩壊試験に用いられる崩壊試験第1液と崩壊試験第2液のpH の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選びなさい。
101回薬剤師国家試験 問54 解答解説
正解は1である。
崩壊試験法は,錠剤,カプセル剤,顆粒剤,シロップ用剤,丸剤が試験液中,定められた条件で規定時間内に崩壊するかどうかを確認する試験法である。
崩壊試験法は,製剤中の有効成分が完全に溶解するかどうかを確認することを目的としていない。
腸溶性製剤の崩壊試験では、
pH 1.2の第1液では崩壊せず、pH 6.8の第2液では崩壊することを試験する。
なお、溶出試験の第1液と第2液のpHも崩壊試験と同じである。
関連問題
腸溶錠の崩壊試験 第1液試験に用いた錠剤を引き続き第2液試験で使用する?102回問178の1
★ 他サイトさんの解説リンク
101回問54(e-RECさん)