比表面積測定で用いる式 92回薬剤師国家試験問177の2
92回薬剤師国家試験 問177の2
日本薬局方一般試験法に関する記述の正誤を判定してみよう。
2 比表面積測定法は、気体の物理吸着量からKozeny-Carmanの式に基づいて粉体試料の比表面積を測定する方法である。
92回薬剤師国家試験 問177 解答解説の2
2 × 比表面積測定法は、気体の物理吸着量からKozeny-Carmanの式に基づいて粉体試料の比表面積を測定する方法である。
→ 〇 比表面積測定法は、気体の物理吸着量からBET式に基づいて粉体試料の比表面積を測定する方法である。
主な粉体の比表面積測定法として、
吸着法(Langmuir式やBET式を用いる方法)と、
透過法(Kozeny-Carman式を用いる方法)がある。
日本薬局方一般試験法には比表面積測定法として、
BET式を用いる気体吸着法が記されており、
動的流動法と容量法の2つの方法が示されている。