注射剤の不溶性微粒子試験法の第1法と第2法 85回薬剤師国家試験問180d
85回薬剤師国家試験 問180d
無菌製剤の試験法に関する次の記述の正誤を判定してみよう。
d 注射剤の不溶性微粒子試験法には第1法、第2法があるが、いずれも白色光源における肉眼観察で行うことが規定されている。
85回薬剤師国家試験 問180d 解答解説
d × 注射剤の不溶性微粒子試験法には第1法、第2法があるが、いずれも白色光源における肉眼観察で行うことが規定されている。
注射剤の不溶性微粒子試験法は、注射剤中の不溶性微粒子の大きさ及び数を試験する方法である。
注射剤の不溶性微粒子試験法には第1法(光遮蔽粒子計数法)と第2法(顕微鏡粒子計数法)があるが、
いずれも肉眼観察で行うものではない。
なお、白色光源における肉眼観察で行うことが規定されている試験として、
注射剤の不溶性異物検査法がある。
注射剤の不溶性異物検査法は、注射剤中の不溶性異物の有無を肉眼観察で調べる試験である。