反応速度定数は、exp(−Ea/RT )に比例 102回薬剤師国家試験問91の4
102回薬剤師国家試験 問91の4
以下の化学反応式における熱力学的パラメータに関する記述の正誤を判定してみよう。
ただし、この反応における温度をT 、反応速度定数をk1,k2とする。また、気体定数をR とする。
4 反応速度定数k1は、exp(−Ea/RT )に比例する。なお、Eaは一般に活性化エネルギーといわれる。
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102回薬剤師国家試験 問91の4 解答解説
4 〇 反応速度定数k1は、exp(−Ea/RT )に比例する。なお、Eaは一般に活性化エネルギーといわれる。
反応速度定数kと絶対温度Tの関係式として、
次のアレニウス式がある。
Aは頻度因子と呼ばれる定数であり、
温度が無限大に高い時の反応速度定数kとされ、
反応速度定数kと同じ単位を持つ。
アレニウス式より、反応速度定数kは温度の上昇とともに指数関数的に上昇する。
また、反応速度定数kは頻度因子とexp(−Ea/RT )に比例するともいえる。
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