三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

107回薬剤師国家試験 問7
結合している原子に着目したとき、三角錐型の構造をもつのはどれか。1つ選びなさい。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

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107回薬剤師国家試験 問7 解答解説

 

三角錐型の構造をもつのは2のメチルアニオンである。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

 

 

・中心となる原子の混成軌道と分子構造について
中心原子がsp3混成軌道をとるならば分子構造は正四面体型や三角錐型となる。

 

中心原子がsp2混成軌道をとるならば分子構造は平面三角形となる。

 

中心原子がsp混成軌道をとるならば分子構造は直線型となる。

 

 

2のメチルアニオンは中心となる炭素原子がsp3混成軌道をとるので、
分子構造は三角錐型となる。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

 

 

他の選択肢について

 

◆ 1について
1のメチルカチオンは中心となる炭素原子がsp2混成軌道をとるので、
分子構造は平面三角形となる。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

 

 

◆ 3について
3の三フッ化ホウ素は中心となるホウ素原子がsp2混成軌道をとるので、
分子構造は平面三角形となる。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

 

 

◆ 4について
4のメチルラジカルは中心となる炭素原子がsp2混成軌道をとるので、
分子構造は平面三角形となる。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

 

 

◆ 5について
5のホルムアルデヒドは中心となる炭素原子がsp2混成軌道をとるので、
分子構造は平面三角形となる。

 

三角錐型の構造をもつのはどれか 107回薬剤師国家試験問7

 

 

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