炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

第104回薬剤師国家試験 問6 
炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体はどれか。1つ選びなさい。

 

炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

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第104回薬剤師国家試験 問6 解答解説

 

単体や化合物において共有結合をしている原子の最外殻電子の数は、
最外殻における共有電子対の電子数と非共有電子対の電子数と不対電子の電子数の合計である。

 

各選択肢の物質のCの最外殻電子の数を考えていく。

 

 

◆ 1について
炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

 

H3C:−のCの最外殻電子数は8個
H3C:−のCの最外殻では、
共有電子対の電子数=6
非共有電子対の電子数=2
不対電子の電子数=0
以上、合計8個の電子が最外殻に収容されている。

 

 

◆ 2について
炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

 

H3C+のCの最外殻電子数は6個
H3C+のCの最外殻では、
共有電子対の電子数=6
非共有電子対の電子数=0
不対電子の電子数=0
以上、合計6個の電子が最外殻に収容されている。

 

 

◆ 3について
炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

 

H3C・のCの最外殻電子数は7個
H3C・のCの最外殻では、
共有電子対の電子数=6
非共有電子対の電子数=0
不対電子の電子数=1
以上、合計7個の電子が最外殻に収容されている。

 

 

◆ 4について
炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

 

H2C:のCの最外殻電子数は6個
H2C:のCの最外殻では、
共有電子対の電子数=4
非共有電子対の電子数=2
不対電子の電子数=0
以上、合計6個の電子が最外殻に収容されている。

 

 

◆ 5について
炭素原子の最外殻に収容されている電子数が7である反応中間体 104回薬剤師国家試験問6

 

H2・C・のCの最外殻電子数は6個
H2・C・のCの最外殻では、
共有電子対の電子数=4
非共有電子対の電子数=0
不対電子の電子数=2
以上、合計6個の電子が最外殻に収容されている。

 

 

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