薬剤師国家試験過去問題集 分析化学の総合問題
薬剤師国家試験過去問の分析化学の総合問題を集めました。
薬剤師国家試験過去問の分析化学の総合問題を集めました。
91回薬剤師国家試験 問25下図の電磁波の波長・波数領域A〜Dに対応する分析法をア〜エより1つずつ選びなさい。ア 赤外分光法イ 核磁気共鳴法ウ X線回折法エ 蛍光分析法
103回薬剤師国家試験 問201血清マグネシウムの測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 酵素法による定量では、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)が混在すると低値を示す。2 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析法による定量では、フレーム方式及び電気加熱方式が利用できる。3 ICP 発光分光分析法による定量では、励起状態...
103回薬剤師国家試験 問201の1血清マグネシウムの測定法に関する下記の記述の正誤を判定してみよう。1 酵素法による血清マグネシウムの定量では、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)が混在すると低値を示す。
103回薬剤師国家試験 問201の4血清マグネシウムの測定法に関する下記の記述の正誤を判定してみよう。4 ICP質量分析法では、試料中に共存する遷移金属はイオン化されないため、マグネシウムを高感度に定量できる。
100回薬剤師国家試験 問100水酸基を有する医薬品Xのデータは以下の通りである。次の記述のうち正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 医薬品Xの300nmにおける比吸光度E 1%1cmは1000である。3 医薬品の赤外吸収スペクトルにおいて、水酸基の伸縮振動スペクトルの波数は、測定溶媒との水素結合形成により減少する。4 医薬品Xの結晶を作成しX線(波長1.54Å(0.154nm))を照射した。この...
104回薬剤師国家試験 問199改題スピロノラクトンによる薬物治療を始めた患者において、後日の血液検査で血清カリウム値が5.0mEq/L に上昇していた。薬剤師は血清カリウム値が上昇した理由について、スピロノラクトンの投与以外に、今回用いた血清カリウム値の測定法(ピルビン酸キナーゼを用いる酵素法)におけるナトリウムの影響も疑った。そこで、他の測定法についても検討した。血清サンプル中のカリウム値の他...
99回薬剤師国家試験 問5次の測定法のうち、最もエネルギーが低い電磁波を用いるのはどれか。1つ選びなさい。1 赤外吸収スペクトル法2 核磁気共鳴スペクトル測定法3 X線回折測定法4 紫外可視吸光度測定法5 蛍光光度法
93回薬剤師国家試験 問33電磁波を利用する分析法に関する記述のうち、正しいものはどれか。a 核磁気共鳴スペクトル測定法では、紫外線領域の電磁波を利用している。b 原子吸光光度法では、基底状態の金属イオンが光を吸収する現象を利用している。c 赤外吸収スペクトル測定法では、分子振動に関する情報が得られる。d 円二色性測定法では、分子の不斉性に関する情報が得られる。e 屈折率測定法では、通例、ナトリウ...
95回薬剤師国家試験 問34分光学的測定法に関する記述の正誤について、正しいものはどれか。a 赤外吸収スペクトルは、一般に、波数 4000 cm-1 〜 400 cm-1 の範囲で測定され、その波長は 2.5 μm 〜 25 μm に対応する。b 有機化合物のヒドロキシ基の伸縮振動による赤外線吸収帯は、水素結合すると高波数側にシフトする。c L-トリプトファンの紫外吸収スペクトルは、インドール環σ...
83回薬剤師国家試験 問22次の分析法について、非破壊的で測定後に試料の回収が可能なものはどれか。全て選びなさい。a.質量分析法b.円二色性測定法c.原子吸光光度法d.赤外分光法e.窒素定量法(セミミクロケルダール法)
94回薬剤師国家試験 問34日本薬局方医薬品ア〜エとその定量法a〜dについて、適切に組み合わせなさい。・医薬品ア 複方オキシコドン注射液中のオキシコドン塩酸塩及びヒドロコタルニン塩酸塩イ 亜酸化窒素ウ シアノコバラミンエ 果糖注射液中の果糖・定量法a 液体クロマトグラフィーb ガスクロマトグラフィーc 旋光度測定法d 紫外可視吸光度測定法
105回薬剤師国家試験 問202−2035歳男児。体重19kg。歯の痛みのため、母親が自分用として購入していた市販薬の痛み止め( 1錠当たり、アスピリン300mg、無水カフェイン25mg を含む)を2時間ごとに2錠、計5回服用させたところ、嘔吐、腹痛が出現したので受診した。受診時のサリチル酸の血中濃度は36.5 mg/dL であった。受診後は、活性炭や下剤の投与と強制利尿を行うとともに(A)の投与...