水のイオン積は酸や塩基が溶存している場合でも温度が一定ならば常に一定 82回薬剤師国家試験問13b
第82回薬剤師国家試験 問13b
水溶液に関する次の記述の正誤を判定してみよう。
b 水のイオン積(Kw)は純水のみではなく、酸や塩基が溶存している場合でも、温度が一定ならば常に一定である。
第82回薬剤師国家試験 問13b 解答解説
b 〇 水のイオン積(Kw)は純水のみではなく、酸や塩基が溶存している場合でも、温度が一定ならば常に一定である。
水はわずかに電離し、下記の解離平衡を自己プロトリシスと呼ぶ。
この平衡定数Kwは次式で表される。
Kwを水の自己解離定数、または、水のイオン積と呼ぶ。
Kwの値は水の電離平衡の平衡定数であるので、酸や塩基が溶存している場合でも、温度が一定ならば常に一定である。