薬物の血漿タンパク結合の測定法 97回薬剤師国家試験問43

97回薬剤師国家試験 問43
薬物の血漿タンパク結合の測定に際し、非結合形薬物を分離する方法として、
一般的なのはどれか。1つ選びなさい。
1 溶媒抽出法
2 塩析法
3 再結晶法
4 逆浸透法
5 限外ろ過法

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97回薬剤師国家試験 問43 解答解説

 

薬物の血漿タンパク結合の測定に際し、
非結合形薬物を分離する方法として、
一般的なのは、選択肢5の限外ろ過法である。

 

タンパク結合形薬物と非結合形薬物を分離する代表的な方法として、
平衡透析法と限外ろ過法がある。
限外ろ過法では、タンパク質は通過できないが、低分子の薬物は通過できる限外ろ過膜を用いる。
薬物を含むタンパク質溶液をろ過膜内に入れ、遠心分離すると、
タンパク非結合形薬物のみがろ過され、ろ液中の薬物濃度が非結合形薬物濃度を表すことになる。

 

 

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