紫外可視吸光度測定法の光源 92回問33a

92回薬剤師国家試験 問33a
紫外可視吸光度測定法に関する記述のうち正誤を判定してみよう。

 

a 紫外部測定には重水素放電管が、可視部測定にはキセノンランプが光源として用いられる。

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92回薬剤師国家試験 問33a 解答解説

 

a × 紫外部測定には重水素放電管が、可視部測定にはキセノンランプが光源として用いられる。

 

紫外可視吸光度測定法の光源について、
紫外部測定(200〜380nm)には重水素放電管が、
可視部測定(380〜800nm)にはタングステンランプ,ハロゲンタングステンランプが用いられる。

 

なお、蛍光光度法では、光源として紫外部から可視部の強い光を放射するキセノンランプ,レーザー,アルカリハライドランプが用いられる。

 

その他、
原子吸光光度法の光源は中空陰極ランプまたは低圧水銀ランプ(放電ランプの1種)、
旋光度測定法はナトリウムランプのナトリウムD線(589.0nmと589.6nmの可視部二重線)が用いられる。

 

測定に用いるセルについては下記のリンク先を参照
紫外可視吸光度測定法で用いるセル 90回問25の5

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