ランベルト-ベールの法則とは 式,比吸光度・モル吸光係数との関係 物理系薬学

本ページでは、ランベルト-ベールの法則とは何か簡単に説明しています。
また、比吸光度・モル吸光係数との関係についても説明しています。

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希薄な溶液では、
吸光度(A)は光の透過距離(層長:l)と物質の濃度(c)に比例する。
これをランベルト-ベールの法則という。
aを比例定数とすると、ランベルト-ベールの法則は下記の式で表される。

 

A = a・c・l

 

 

★ ランベルト-ベールの法則とモル吸光係数(ε)

 

モル吸光係数と比吸光度については下記のリンク先を参照
モル吸光係数,比吸光度とは 96回問33d

 

 

ランベルト-ベールの法則の式において、
濃度をmol/L,層長(光路長)をcmで用いる場合、
比例定数aにはモル吸光係数(ε:イプシロン)が適用され、
次式が成り立つ。

 

A = ε・c・l

 

 

★ ランベルト-ベールの法則と比吸光度(E 1%1cm)

 

ランベルト-ベールの法則の式において、
濃度をw/v%,層長(光路長)をcmで用いる場合、
比例定数aには比吸光度(E 1%1cm)が適用され、
次式が成り立つ。

 

A = (E 1%1cm)・c・l

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