Hixon-Crowellの立方根法則による計算 92回薬剤師国家試験問169
92回薬剤師国家試験 問169
同一粒子径の球形粒子からなる粉体の溶解過程では、粒子が球形を保ちながら溶解し、シンク条件が成り立っているものと仮定すると、Hixon-Crowellの立方根法則が成立する。
上記の条件を満たす粉末医薬品1gの溶解性を調べたところ、試験開始から2分後には医薬品の27.1 %が溶解し、α = 0.05(g1/3min−1)と算出された。試験開始から6分後には医薬品の何%が溶解すると予想されるか。最も近い値を選べ。
1 34
2 45
3 56
4 66
5 73
6 81
92回薬剤師国家試験 問169 解答解説
正解は4の66である。
よって、試験開始から6分後において、
溶解する医薬品の質量は
1g−0.343g=0.657g であり、
65.7%が溶解すると予想される。