薬剤師国家試験過去問題集 イムノアッセイ

薬剤師国家試験過去問のイムノアッセイ(免疫学的測定法)の問題を集めました。

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ポリクローナル抗体とモノクローナル抗体の交差反応性,サンドイッチ法,FPIA法の原理,EMIT法の原理,高速液体クロマトグラフィーと内因性ジゴキシン様物質 104回問197

 

サンドイッチ法の適用,モノクローナル抗体とポリクローナル抗体,化学発光イムノアッセイ,免疫比濁法,ELISAとは 102回問199

 

低分子の抗体作製,競合法の用量依存曲線,蛍光偏光イムノアッセイ,EMITは均一系,凝集比濁法 99回問203

 

免疫測定法は多成分の一斉分析に適さない,ELISAとは,イムノアッセイでは通常IgGクラス抗体を用いる,モノクローナル抗体と交差反応,均一系免疫測定法 97回問203

 

ラジオイムノアッセイで用いる核種,ELISAとは,均一系免疫測定法,サンドイッチイムノアッセイは高分子化合物に適する 96回問34

 

抗体の特異性と交差反応性,抗体と抗原の親和定数と感度,サンドイッチ法と複数の抗原決定基,非競合法とB/F分離,競合法の抗原量と標識シグナル強度 93回問34

 

イムノアッセイでの低分子の定量,ラジオイムノアッセイとは,エンザイムイムノアッセイとは,ELISAとは 92回薬剤師国家試験 問34

 

イムノアッセイでの低分子の定量,イムノアッセイとTDM,イムノアッセイに用いられる標識物質,ハプテンとは 91回問34

 

イムノアッセイ ばらつき,共存物質の妨害,ポリクローナル抗体の使用,B/F分離を必要としない方式,抗体の標識物質 90回問34

 

タンパク質のエピトープ,抗体に用いられるのは、通常IgE,サンドイッチ法は非競合法,ラジオイムノアッセイに用いられる放射性核種,エンザイムイムノアッセイの標識酵素 89回問33

 

ラジオイムノアッセイではB/F分離を必要とする,ハプテンとは,抗体と抗原との結合反応は可逆的 85回問31

薬剤師国家試験過去問題集 イムノアッセイ(免疫学的測定法)記事一覧

96回薬剤師国家試験 問34イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。a ラジオイムノアッセイでは、11C、13N、15Oなどの放射性核種で標識した抗原が用いられる。b 抗原あるいは抗体をプレートなどに固定して行うエンザイムイムノアッセイを、ELISAという。c 抗体に結合した抗原(B)と非結合の抗原(F)の分離(B/F分離)を行わない方法を、均一系免疫測定法(ホモジニアスイムノアッセ...

92回薬剤師国家試験 問34イムノアッセイに関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。a ラジオイムノアッセイ(RIA)は抗原抗体反応を利用して物質を定量する方法であり、標識するために放射性同位元素を用いる。b RIAでタンパク質は定量できるが、ステロイドホルモンや薬物などの低分子化合物は定量できない。c エンザイムイムノアッセイ(EIA)は、酵素などを標識として用いる。d ELISA (...

91回薬剤師国家試験 問34イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。a 標識イムノアッセイでは、分子量が5,000以下の低分子物質は測定できない。b 標識イムノアッセイは、血中薬物濃度モニタリング(TDM)に利用される。c 標識イムノアッセイに用いられる標識物質として、ラジオアイソトープや酵素のほかに蛍光物質も用いられる。d それ自身で免疫原性を有する高分子物質をハプテンという。

90回薬剤師国家試験 問34イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。1 紫外可視吸光度測定法に比べてバラツキが少なく、精度が高い定量法と言える。2 抗体の特異性が高いので、共存物質の妨害を考慮しなくて良い。3 ポリクローナル抗体は使用できない。4 B/F分離を必要としない方式がある。5 原理上、抗体の標識には放射性物質か酵素しか用いられない。

93回薬剤師国家試験 問34イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。a 特異性の高い抗体は、類似構造を持つ物質との交差反応性が大きい。b 抗体と抗原の親和定数が大きいと、高感度な測定が可能である。c サンドイッチ法は、複数の抗原決定基をもつ抗原の定量に用いられる。d 非競合法では、B/F分離 (抗体に結合した抗原 (B) と非結合の抗原 (F) とを分離すること) を行う必要がない。...

104回薬剤師国家試験 問197入院して7日後の朝に患者から採血し、測定したジゴキシンの血中濃度は3.7 ng/mL であった。今回用いた血中濃度測定法は、ジゴキシンに対するポリクローナル抗体を用いる蛍光偏光イムノアッセイ(FPIA)法であることが判明した。そこで、モノクローナル抗体を用いるenzyme multiplied immunoassay technique(EMIT)法によって再測定を...

104回薬剤師国家試験 問197の4免疫測定法に関する記述の正誤を判定してみよう。4 enzyme multiplied immunoassay technique(EMIT)法では、抗原−抗体複合体が酵素と結合すると酵素の活性が変化することを利用する。

102回薬剤師国家試験 問199フェニトインは治療薬物モニタリング(TDM)対象薬であることから、イムノアッセイによる血中薬物濃度測定を行った。イムノアッセイに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 フェニトインなどの低分子は、サンドイッチ法により測定される。2 モノクローナル抗体は、一般にポリクローナル抗体に比べて交差反応性が大きい。3 化学発光イムノアッセイでは、標識物質に励起...

99回薬剤師国家試験 問203メトトレキサートの治療薬物モニタリングには、イムノアッセイが利用されている。イムノアッセイに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選びなさい。1 メトトレキサートのような低分子は抗原性を示さないので、抗体作製には、高分子と結合させる必要がある。2 競合法では、測定対象物質の存在量に依存してシグナル強度が減少する用量依存曲線が得られる。3 蛍光偏光イムノアッセイで...

97回薬剤師国家試験 問203テイコプラニンの血中濃度の測定には、通常、免疫測定法が利用される。免疫測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 免疫測定法は、多成分の一斉分析に適している。2 ELISA (Enzyme-Linked Immunosorbent Assay) とは、酵素に特異的な抗原を検出・定量する方法である。3 通常用いられるのは、IgGクラスの抗体である。4...

89回薬剤師国家試験 問33イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。1 タンパク質のエピトープは、アミノ酸10〜15残基程度である。2 抗体に用いられるのは、通常IgEである。3 サンドイッチ法は競合法の一種である。4 ラジオイムノアッセイに用いられる放射性核種のうち、一般に125Iは3Hや14Cより検出感度が高い。5 エンザイムイムノアッセイの標識酵素には、ペルオキシダーゼ及びグル...

88回薬剤師国家試験 問33免疫学的測定法に関する記述のうち、正しいものはどれか。1 測定に用いる抗体は、濃度が高いほど高感度となる。2 標識を導入するのは、抗原だけである。3 標識には、放射性同位元素または酵素のみが用いられる。4 モノクローナル抗体を用いる系では、交差反応性は認められない。5 B(bound)/F(free)分離操作を必要としない方法もある。

85回薬剤師国家試験 問31イムノアッセイに関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。a イムノアッセイにより、微量のホルモンの定量が可能であるが、測定値の大小とそのホルモンの生理活性の大小が相関しないことがある。b ラジオイムノアッセイでは、B/F分離(抗体に結合した抗原(B)と非結合の抗原(F)とを分離すること)を必要とする。c ハプテンとは、通常低分子量の物質で、単独では抗体を産生さ...

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