82回薬剤師国家試験問35 電気泳動法
82回薬剤師国家試験 問35
電気泳動法に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
a 電気泳動法には、支持体を用いない方法と、アガロースゲルやポリアクリルアミドゲルなどを支持体として用いる方法とがある。
b 溶液中で被検物質を直流電場に置くとき、分子の大きさ及び形などによっても、その移動度は影響を受ける。
c 泳動用緩衝液のpHは、試料の分離に大きく影響する場合がある。
d amino acid、peptide、protein、及びsugarなどの分離には有効であるが、nucleic acidの分離には用いられない。
82回薬剤師国家試験 問35 解答解説
◆ aについて
a 〇 電気泳動法には、支持体を用いない方法と、アガロースゲルやポリアクリルアミドゲルなどを支持体として用いる方法とがある。
◆ bについて
b 〇 溶液中で被検物質を直流電場に置くとき、分子の大きさ及び形などによっても、その移動度は影響を受ける。
◆ cについて
c 〇 泳動用緩衝液のpHは、試料の分離に大きく影響する場合がある。
pHの変化とともに各物質の荷電状態が変化することで、
各成分の分離に大きく影響する場合がある。
関連問題
グリシンの電気泳動 90回問29の3
また、電気浸透流もpHの変化の影響を受けるが、
このことも物質の分離に影響する場合がある。
関連問題
電気浸透流の原理 pH変化と泳動速度 100回問98の1,4
◆ dについて
d × 電気泳動法はamino acid、peptide、protein、及びsugarなどの分離には有効であるが、nucleic acidの分離には用いられない。
電気泳動法はnucIeic acid(核酸)の分離にも用いられる。