SDS-PAGEのタンパク質とSDSの相互作用 89回薬剤師国家試験問29の1

89回薬剤師国家試験 問29の1
電気泳動法に関する記述の正誤を判定してみよう。

 

1 タンパク質のSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動では、タンパク質はその塩基性残基の数に等しいSDS分子がイオン結合した状態で泳動される。

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89回薬剤師国家試験 問29の1 解答解説

 

1 × タンパク質のSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動では、タンパク質はその塩基性残基の数に等しいSDS分子がイオン結合した状態で泳動される。

 

SDS-PAGEでは、
タンパク質の疎水性部分とSDSの疎水性部分が疎水性相互作用で接近し合っている。
平均してタンパク質のアミノ酸残基2つあたり1分子のSDSが結合する。

 

詳細は下記のリンク先を参照
SDS-PAGEの原理 99回問98の2

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