n-ヘキサンの沸点がメタンの沸点よりも高い理由 103回薬剤師国家試験問91の3

第103回薬剤師国家試験 問91の3
次の分子間相互作用とそれが支配的に働く現象の組合せの正誤を判定してみよう。

 

3 分散力: n-ヘキサンの沸点はメタンの沸点よりも高い。

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第103回薬剤師国家試験 問91の3 解答解説

 

3 ○ 分散力: n-ヘキサンの沸点はメタンの沸点よりも高い。

 

分散力とは、分子内電子雲の瞬間的なゆらぎが基で生じる、瞬間双極子−誘起双極子相互作用による引力であり、
アルカンのような無極性分子同士の間でも働く。
分子間相互作用による引力が強いほど、沸点や融点が高くなる。
分子間相互作用は、分子間で接触する表面積が大きいほど大きくなる。
アルカンの炭素数が大きいほど、分子間で接触する表面積は大きくなり、分散力は強くなるので、沸点や融点が高くなる。
したがって、n-ヘキサンの沸点はメタンの沸点よりも高い。

 

関連問題
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