分散系における分散相と分散媒の組合せ 107回薬剤師国家試験問49
107回薬剤師国家試験 問49
分散系における分散相と分散媒の組合せのうち、正しいのはどれか。1つ選びなさい。
107回薬剤師国家試験 問49 解答解説
正解は2である。
分散系とは、気体や液体の中に分子や粒子が分散している系のことである。
分散系において、分散する分子や粒子を分散相と呼び、その周りの気体や液体を分散媒と呼ぶ。
1のサスペンションは懸濁液のことであり、分散相は固体、分散媒は液体である。
2のエマルションは乳濁液のことであり、分散相は液体、分散媒は液体である。
3のエアゾールは、分散相は固体または液体、分散媒は気体である。
4のフォームは泡沫のことであり、分散相は気体、分散媒は液体である。
5のキセロゲルとはゲルを乾燥させたものであり、例として乾燥した寒天や高野豆腐が挙げられる。
キセロゲルの分散相は固体、分散媒は気体である。
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