水素結合とは?共有結合と比べて強さは?105回薬剤師国家試験問98の2
105回薬剤師国家試験 問98の2
次の分子間相互作用の名称と特徴の組合せの正誤を判定してみよう。
2 水素結合:電気陰性度の大きな原子に結合した水素原子と、別の電気陰性度の大きな原子間で形成される相互作用で、共有結合と同程度の相互作用エネルギーを示す。
105回薬剤師国家試験 問98の2 解答解説
2 × 水素結合:電気陰性度の大きな原子に結合した水素原子と、別の電気陰性度の大きな原子間で形成される相互作用で、共有結合と同程度の相互作用エネルギーを示す。
水素結合は、O−H…OやN−H…N などのように(…が水素結合を表す)、
酸素,窒素,硫黄,ハロゲンなどの電気陰性度の大きな原子に結合した水素原子と、
別の電気陰性度の大きな原子間で形成される相互作用である。
水素結合は、共有結合やイオン結合より弱いと考えられている。
水素結合の強さは、共有結合の1/10〜1/100程度と考えられている。