腎臓や小腸粘膜の毛細血管 105回薬剤師国家試験問170の1
105回薬剤師国家試験 問170の1
薬物の生体内分布に関する記述の正誤を判定してみよう。
1 腎臓や小腸粘膜の毛細血管は有窓内皮であるため、低分子薬物は窓構造に存在する小孔を介して毛細血管を透過できる。
105回薬剤師国家試験 問170の1 解答解説
1 ○ 腎臓や小腸粘膜の毛細血管は有窓内皮であるため、低分子薬物は窓構造に存在する小孔を介して毛細血管を透過できる。
毛細血管内皮のうち、有窓内皮は、腎臓や消化管などにみられ、
内皮細胞同士が比較的に密に接しているが、膜が薄くなっている窓が点在している。
窓には小孔があり、低分子薬物はこの小孔を介して透過できる。高分子は透過できない。