肝臓の毛細血管壁の構造 95回薬剤師国家試験問155d
95回薬剤師国家試験 問155d
薬物の生体内移行に関する記述の正誤を判定してみよう。
d 肝臓の毛細血管壁の構造は、有窓内皮に分類される。
95回薬剤師国家試験 問155d 解答解説
4 × 肝臓の毛細血管壁の構造は、有窓内皮に分類される。
→ 〇 肝臓の毛細血管壁の構造は、不連続内皮に分類される。
毛細血管内皮のうち、不連続内皮は、内皮細胞の間に大きな開口部があり、
低分子だけでなく高分子も自由に通過できる。
タンパク結合した物質でも、不連続内皮の開口部から血管外に移行できる。
不連続内皮から成る毛細血管の組織として、肝臓,脾臓,骨髄などがある。