薬剤師国家試験過去問題集 製剤の種類と特性

プラスチベースの成分と特徴 92回薬剤師国家試験問173b

92回薬剤師国家試験 問173b
軟膏基剤に関する記述の正誤を判定してみよう。

 

b プラスチベースは、流動パラフィンからなり、温度変化により稠度があまり変動しないことや刺激性がないことが特徴である。

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92回薬剤師国家試験 問173b 解答解説

 

b 〇 プラスチベースは、流動パラフィンからなり、温度変化により稠度があまり変動しないことや刺激性がないことが特徴である。

 

プラスチベースとは、流動パラフィンを95%,ポリエチレンを5%の割合で混合したものであり、
無色?微黄色半透明の軟膏様の油脂性基剤である。
流動パラフィンとは、原油や石油の潤滑油留分を精製して得られる無色透明の液体であり、
炭化水素類の混合物である。

 

プラスチベースは、ワセリンよりも伸びがよく、温度変化によって硬さが変化しにくいのが特徴である。

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