薬剤師国家試験過去問題集 製剤の種類と特性

口腔内に適用する製剤 98回薬剤師国家試験問51

98回薬剤師国家試験 問51
日本薬局方製剤総則で、口腔内に適用する製剤に分類されるのはどれか。1つ選びなさい。
1 分散錠
2 チュアブル錠
3 口腔内崩壊錠
4 付着錠
5 発泡錠

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98回薬剤師国家試験 問51 解答解説

 

口腔内に適用する製剤に分類されるのは、
口腔や咽頭の粘膜に局所的に作用する薬や、
口や舌の血管から吸収されて全身に作用する薬である。

 

選択肢の中で口腔内に適用する製剤に分類されるのは、
4の付着剤である。
付着錠は、口腔粘膜に付着させて用いる口腔用錠剤である。

 

関連問題
付着錠の適用部位 105回問54

 

以下、他の選択肢について

 

1の分散錠は、水に分散して服用する錠剤であり、
経口投与する製剤である。
経口投与する製剤に分類されるのは、
胃や腸の血管から吸収されて全身に作用する薬や、
食道や胃腸の粘膜に局所的作用する薬である。

 

2のチュアブル錠は、咀嚼して服用する錠剤であり、
経口投与する製剤である。

 

3の口腔内崩壊錠は、口腔内で速やかに溶解または崩壊させて服用できる錠剤であり、
経口投与する製剤である。

 

5の発泡錠は、水中で急速に発泡しながら溶解または分散する錠剤であり、
経口投与する製剤である。

 

 

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98回問51(e-RECさん)

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