水平化効果とは?

本ページでは、水平化効果とは何か、簡単に説明しています。

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物質間のブレンステッド酸・塩基としての強さの差について、本来ならば比較する物質間に酸性・塩基性の強さに差があるのだが、反応相手によっては物質間の酸性・塩基性の差が見られなくなることを水平化効果と呼ぶ。
例えば、HClO4,HCl,HNO3の酸としての強さについて、本来は強い方からHClO4>HCl>HNO3と差があるのだが、水分子を反応相手とする場合、HClO4,HCl,HNO3のいずれもほぼ完全に解離し、これらの間に酸としての強さに差が見られなくなる。この水中での様子は水平化効果にあたる。水平化効果が現れるかどうかは反応相手の酸・塩基としての強さ次第である。
先程の例で、塩基性が非常に弱い酢酸を反応相手とすると、HClO4>HCl>HNO3という序列で酸としての強さに差が現れる。

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