ビルダグリプチン キラルの有無の判別 102回薬剤師国家試験問107の5

第102回薬剤師国家試験 問107の5
ビルダグリプチンに関する記述の正誤を判定してみよう。

 

ビルダグリプチン d及びeで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない 102回薬剤師国家試験問107の4

 

5  d及びeで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない。

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第102回薬剤師国家試験 問107の5 解答解説

 

5  ○ d及びeで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない。

 

ビルダグリプチン d及びeで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない 102回薬剤師国家試験問107の4

 

dは赤色で示す2つの結合の先の原子団が同じなので、dはキラル中心ではない。
eは青色で示す2つの結合の先の原子団が同じなので、eはキラル中心ではない。

 

また、下の図は構造を別の形で書いたものであるが、dとeは2つの結合の原子団が対称的であり、dとeはいずれもキラル中心ではない様子がうかがえる。

 

ビルダグリプチン d及びeで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない 102回薬剤師国家試験問107の4

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