薬剤師国家試験過去問題集 製剤化・製剤機械

流動層造粒装置の特徴 87回薬剤師国家試験問173a

87回薬剤師国家試験 問173a
製剤用機器に関する記述の正誤を判定してみよう。

 

a 流動層造粒装置は混合と造粒を連続的に行うことができるが,できた湿った造粒物の乾燥には別装置が必要である。

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87回薬剤師国家試験 問173a 解答解説

 

a × 流動層造粒装置は混合と造粒を連続的に行うことができるが,できた湿った造粒物の乾燥には別装置が必要である。
→ ○ 流動層造粒機は、混合、造粒、乾燥の工程を同一装置内で行うことができる。

 

流動層造粒法は、
下からの熱風により吹き上げられて流動している原料粉体に上から結合剤溶液を噴霧し、
粒子同士が接触することで造粒物を得る方法である。
流動層造粒機は、同一装置内で混合,造粒,乾燥までできることが特徴であり、
コーティングまでできる機種もある。
流動層造粒法では、不定形で密度の小さい造粒物が得られる。

 

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