コレスチラミンとプラバスタチンの併用による相互作用 103回薬剤師国家試験問167の2
103回薬剤師国家試験 問167の2
薬物の消化管吸収とバイオアベイラビリティに関する記述の正誤を判定してみよう。
2 陰イオン交換樹脂であるコレスチラミンは、酸性物質であるプラバスタチンを吸着し、その吸収を阻害する。
103回薬剤師国家試験 問167の2 解答解説
2 〇 陰イオン交換樹脂であるコレスチラミンは、酸性物質であるプラバスタチンを吸着し、その吸収を阻害する。
スタチン系薬物やワルファリンなどの酸性薬物と、
陰イオン交換樹脂のコレスチラミンやコレスチミドを同時服用すると、
消化管内において、酸性薬物が陰イオン交換樹脂に吸着され、
酸性薬物の糞便中への排泄が増大し、
酸性薬物の吸収は低下する。