薬剤師国家試験過去問題集 吸収

薬剤師国家試験過去問の「吸収」の問題を集めました。

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小腸下部から吸収された薬物,P-糖タンパク質に認識される薬物の吸収速度,食事と胃内容排出速度,親油性薬物と非撹拌水層,管腔内のpHと粘膜表面のpH 108回問168

 

抗コリン薬と胃内容排出速度,鼻粘膜,角質層,舌下粘膜・直腸下部からの薬物吸収 105回問169

 

口腔粘膜,T型肺胞上皮細胞,角質層,鼻粘膜,坐剤 100回問166

 

経口投与された薬物が吸収される過程 97回問41

 

肝初回通過効果を受ける可能性が高い投与経路 99回問41

 

肝初回通過効果を回避するのに適した剤形 106回問42

 

ナファレリン酢酸塩水和物製剤の適用部位 107回問52

 

消化管からの吸収率が最も高い薬物 101回問41

 

弱酸性薬物の溶解とpH,弱塩基性薬物の吸収とpH,リボフラビンの吸収,アンピシリンのプロドラッグ 98回問166

 

インドメタシンファルネシルと高脂肪食,ジゴキシンの吸収とリファンピシン,リボフラビンの吸収とプロパンテリン,ペプチドトランスポーターPEPT1,粒子径と吸収速度 99回問167

 

メロペネム,コレスチラミンとプラバスタチンの相互作用,絶対的バイオアベイラビリティ,親水性薬物の吸収の律速過程 103回問167

 

非攪拌水層の影響,口腔粘膜吸収,経肺吸収,経皮吸収の付属器官経路 96回問152

 

口腔内崩壊錠,鼻粘膜からの吸収,経皮治療システムの律速過程,カプリン酸ナトリウム 94回問152

 

安定形の結晶は準安定形の結晶,ワルファリンとコレスチラミンの相互作用,皮膚の密封と吸収,吸入剤の粒子径 93回問152

 

口腔粘膜・肺・直腸からの吸収,デスモプレシン製剤 92回問152

 

食事によるバイオアベイラビリティの変化 109回問171

 

イコサペント酸エチルを食直後に服用する理由 104回問268-269

 

薬物の経口吸収に及ぼす食事の影響 102回問165

 

食事の影響:フェニトイン,リボフラビン,アセトアミノフェン,シクロスポリン 94回問153

 

食事の影響:グリセオフルビン,プロプラノロール,リボフラビン,アセトアミノフェン 92回問157

 

胃内容排出速度の低下により吸収量が増大する薬物 103回問41

 

胃内容排出速度を低下させる薬物 108回問42

 

胃内容排出速度を上昇させる薬物 98回問41

 

胃内容物排出速度に関する問題:イミプラミン,プロパンテリン,セファクロル,リボフラビン 91回問152

 

溶解律速,膜透過律速の薬物の経口吸収性を改善する方法 96回問156

 

口腔粘膜からの薬物吸収 89回問151

 

薬物の経肺吸収 104回問163

 

薬物の経肺吸収 91回問153

 

グルカゴン点鼻粉末剤 109回問268−269

 

親水性薬物の経皮吸収における最大の障壁 103回問42

 

薬物の経皮吸収 98回問167

 

局所作用を目的とした製剤はどれか 99回問179

 

イトラコナゾールとファモチジンとの相互作用 109回問170

 

エルロチニブの吸収に関する相互作用 105回問266-267

 

リセドロン酸の吸収に関する相互作用 100回問266-267

 

金属と同時に投与すると吸収が低下する薬剤 107回問42

 

シプロフロキサシンとスクラルファートの相互作用 102回問272-273

 

テトラサイクリンと牛乳の相互作用 95回問153

 

ミノサイクリンの吸収に関する相互作用 99回問266-267

 

メトクロプラミド併用時のアセトアミノフェンの吸収,ノルフロキサシンと制酸薬,水和物と無水物 90回問152

薬剤師国家試験過去問題 吸収記事一覧

98回薬剤師国家試験 問167薬物の経皮吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 表皮の最も外側は角質層と呼ばれ、薬物の皮膚透過のバリアーとなる。2 汗腺や毛穴などの付属器官は有効面積が小さいので、薬物吸収への寄与は少ない。3 経皮投与では薬物の肝初回通過効果を回避できない。4 皮膚組織には代謝酵素が存在しないため、経皮吸収改善を目的としたプロドラッグ化は有効ではない。5 皮膚...

98回薬剤師国家試験 問166薬物の消化管吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選びなさい。1 弱酸性薬物を経口投与した場合、胃で溶解した後、小腸で析出し、吸収が不良となることがある。2 弱塩基性薬物の単純拡散による吸収は、一般に、溶液のpHが低い方が良好である。3 多くの薬物は、胃で良好に吸収されるため、胃内容排出速度の変化により吸収が影響を受けることはない。4 リボフラビンは脂溶性が高...

99回薬剤師国家試験 問167薬物の経口吸収動態についての記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 インドメタシンファルネシルは、高脂肪食を摂取した後に服用すると、脂肪成分と結合するため、吸収量が減少する。2 リファンピシンの反復投与により、小腸上皮細胞のP-糖タンパク質の発現が誘導され、ジゴキシンの吸収量が増大する。3 リボフラビンは、十二指腸付近のトランスポーターにより吸収されるので、...

103回薬剤師国家試験 問167薬物の消化管吸収とバイオアベイラビリティに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 カルバペネム系抗生物質であるメロペネムは、小腸粘膜での透過性が高いため、経口製剤として用いられる。2 陰イオン交換樹脂であるコレスチラミンは、酸性物質であるプラバスタチンを吸着し、その吸収を阻害する。3 経口製剤の絶対的バイオアベイラビリティは、その製剤を経口投与した際...

96回薬剤師国家試験 問156分子量がともに約400で単純拡散により小腸粘膜を透過する弱酸性薬物A及びBがある。安定形の結晶粉末を空腹時に経口投与した際の消化管吸収において、薬物Aは溶解律速、薬物Bは膜透過律速である。それぞれの薬物の結晶粉末を経口投与する際、吸収性改善方法として正しい組合せはどれか。1つ選びなさい。

95回薬剤師国家試験 問153図はテトラサイクリン500mgを以下の条件でヒトに経口投与した際の尿中累積排泄量の時間推移を示す。テトラサイクリンの消化管吸収及び体内動態に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。1 牛乳で服用することによりテトラサイクリンの腎クリアランスが低下する。2 EDTA はテトラサイクリンの消化管吸収にほとんど影響しない。3 牛乳はテトラサイクリンの消化管吸収...

105回薬剤師国家試験 問266?26768歳男性。狭心症。かかりつけ医を受診し、定期的に処方1の薬剤を服用している。来局時の聞き取りにより、この患者は最近、他の医療機関で非小細胞肺がんと診断され、エルロチニブ塩酸塩錠による化学療法の実施が予定されているとのことであった。問266(実務)薬剤師は、かかりつけ医に化学療法に関する聞き取りの内容を伝え、処方変更について提案した。その内容として最も適切な...

99回薬剤師国家試験 問266−26740歳男性。薬局で下記の成分を含有する一般用医薬品を購入した。問266(実務)この一般用医薬品の主な効能・効果として適切なのはどれか。1つ選びなさい。1 胃酸過多、胸やけ、胃部不快感、胃痛2 下痢、軟便3 かぜの諸症状(のどの痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみなど)の緩和4 急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による諸症状の緩和5 慢性便秘、常習性便秘問267(...

102回薬剤師国家試験 問272−27330歳女性。排尿痛、頻尿の症状があり、近医を受診した。急性単純性膀胱炎と診断され、以下の処方箋を薬局に持参した。薬歴を確認すると、同一の医師より消化性潰瘍治療のためスクラルファート細粒90%の処方があり、毎食後に服用中であった。問272(実務)医師への疑義照会時に提案する内容として適切なのはどれか。2つ選びなさい。1 シプロフロキサシンをノルフロキサシンに変...

100回薬剤師国家試験 問266−26765歳女性。老年内科を受診、骨粗しょう症と診断され、下記の処方が出された。問266(実務)薬剤師が行う服薬指導の内容として適切なのはどれか。2つ選びなさい。1 180mL 程度の十分な量の水と一緒に服用するよう指導した。2 噛んだり、口中で溶かしたりせずに服用するよう指導した。3 起床後、食事を摂ってから服用するよう指導した。4 服用を忘れた場合には、気がつ...

104回薬剤師国家試験 問268−26960歳男性。脂質異常症及び高血圧症の診断により、現在、処方1による薬物治療を行っている。本日、処方2が追加された。問268(実務)処方2を追加した主目的として最も適切なのはどれか。1つ選びなさい。1 LDL−Cの低下2 HDL−Cの上昇3 TGの低下4 血圧の低下5 HbA1cの低下問269(薬剤)イコサペント酸エチル粒状カプセルを食直後に服用する理由として...

109回薬剤師国家試験 問170下図はイトラコナゾールカプセル200mgを健常人男性(21〜28歳)12名に経口投与した際の血中濃度(平均値)の時間推移を示す。イトラコナゾールの最高血中濃度はファモチジンとともに服用した場合、53%に減少した。イトラコナゾールの吸収過程におけるファモチジンとの相互作用及びその回避法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 イトラコナゾールがファモチ...

109回薬剤師国家試験 問171経口投与する薬物について、食事により量的バイオアベイラビリティは変わらないが、速度的バイオアベイラビリティが低下するのはどれか。2つ選びなさい。1 アセトアミノフェン2 セファクロル3 リボフラビン4 フェニトイン5 インドメタシン ファルネシル

109回薬剤師国家試験 問268?26943歳男性。既婚で妻と二人暮らし。糖尿病治療のため、インスリンの自己注射を行っている。インスリン療法開始から1年程度経過し、血糖値は正常値に近づいてきた。しかし、食事をとらずに注射したときや入浴中の低血糖症状による意識障害により、救急搬送を何度か経験しており、グルカゴン注射液を家族が投与できるよう3ケ月前に処方(処方1)された。しかし、その後重症低血糖による...

105回薬剤師国家試験 問169薬物の吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 抗コリン薬は、胃内容排出速度を増大させ、経口投与された併用薬の最高血中濃度到達時間の短縮や最高血中濃度の上昇を引き起こす。2 鼻粘膜は、重層扁平上皮細胞からなり、細胞間は密着結合により強固に結合しているため、バリアー機能は高く、高分子薬物の吸収部位としては不適である。3 皮膚の角質層は皮膚を構成する...

104回薬剤師国家試験 問163薬物の経肺吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 ヒトの肺上皮表面積は小腸上皮表面積の約10倍に及ぶため、薬物の吸収部位として適している。2 肺胞腔内にペプチダーゼが高発現するため、ペプチドの吸収部位として期待できない。3 肺胞における脂溶性薬物の吸収は、主に単純拡散に従う。4 肺胞腔と毛細血管を隔てる上皮細胞層は、小腸上皮細胞層と比較し、水溶...

108回薬剤師国家試験 問168薬物の消化管吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選びなさい。1 小腸下部から吸収された薬物は門脈を介さずに全身循環へ移行する。2 P-糖タンパク質に認識される薬物の消化管からの吸収速度定数は、薬物の脂溶性と吸収速度定数との相関から推定される値よりも大きい。3 食後に薬物を投与すると胃内容排出速度が上昇するため、薬物の最高血中濃度到達時間は早くなる。4 脂溶...

107回薬剤師国家試験 問42アルミニウム、マグネシウム等の金属を含有する経口剤と同時に経口投与すると、吸収が低下する薬剤はどれか。1つ選びなさい。1 オメプラゾール錠2 レボフロキサシン錠3 フェノバルビタール散4 リボフラビン酪酸エステル錠5 ワルファリンカリウム錠

100回薬剤師国家試験 問166薬物の吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 口腔粘膜から吸収される薬物は、肝初回通過効果を回避できるが、小腸と比較して口腔の粘膜が非常に厚いため、速やかな吸収が期待できない。2 肺からの薬物吸収は、一般に、T型肺胞上皮細胞を介した単純拡散によるものである。3 皮膚の角質層の厚さには部位差があることから、薬物の経皮吸収も部位により大きく異なるこ...

94回薬剤師国家試験 問152薬物吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 口腔内崩壊錠は、薬物を口腔粘膜から吸収させ、肝初回通過効果を回避する目的で用いられる。2 鼻腔粘膜を介して吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けない。3 狭心症治療に用いられる経皮治療システムでは、主薬の皮膚透過が吸収における律速過程となっている。4 抗生物質の坐剤に配合されているカプリン酸ナトリウムは...

96回薬剤師国家試験 問152薬物吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 膜透過性が高い薬物ほど、小腸吸収過程において非撹拌水層の影響を大きく受ける。2 多くの薬物の口腔粘膜吸収は、能動輸送によるものである。3 肺から吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けない。4 皮膚における汗腺や毛穴などの付属器官は、多くの薬物の経皮吸収の主たる経路である。

94回薬剤師国家試験 問153経口投与後の薬物吸収に及ぼす食事の影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選びなさい。1 フェニトインは、水溶性が低いので、食後に投与した方が吸収は増大する。2 リボフラビンは、食後に投与すると胃内滞留時間が長くなり、胃酸による分解が進み吸収が低下する。3 アセトアミノフェンは、食後に投与すると胃内容排出速度が小さくなるため、吸収が遅延する。4 シクロスポリンは...

93回薬剤師国家試験 問152薬物吸収に関する記述の正誤について、正しいのはどれか。2つ選びなさい。a クロラムフェニコールパルミチン酸エステル結晶の懸濁液を経口投与すると、安定形の結晶は準安定形の結晶よりも高い血中濃度を示す。b 血中濃度を長時間維持する目的で、ニトログリセリンの徐放性経口製剤が使用されている。c ワルファリンカリウム経口投与後の血中濃度はコレスチラミン併用により低くなる。d 皮...

89回薬剤師国家試験 問151口腔粘膜からの薬物吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a 口腔粘膜から吸収された薬物は、肝臓を経ることなく直接全身循環に到達するため、肝初回通過効果を回避できる。b ニトログリセリンの舌下錠は、口腔粘膜から徐々に吸収させることを目的とした錠剤である。c 禁煙補助剤のニコチンガムは、全身作用を目的として口腔粘膜からニコチンを吸収させるための製剤で...

92回薬剤師国家試験 問152薬物吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a 口腔粘膜を介した薬物吸収は、一般に能動輸送により起こる。b ペプチド性薬物のデスモプレシン酢酸塩水和物は、全身作用を目的に経皮吸収型製剤として用いられる。c 肺から吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けない。d 直腸下部の粘膜から吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けない。

91回薬剤師国家試験 問153薬物の経肺吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a 肺胞の上皮細胞層は薄く、他の投与経路に比べて高分子薬物が吸収されやすい。b 肺からの低分子薬物の吸収は基本的にはpH分配仮説に従い、受動拡散で吸収される。c 全身作用を目的とした投与剤形はエアゾール剤に限られる。d 薬物粒子を肺胞に効率よく沈着させて吸収させるためには、粒子径を0.5μm以下にす...

91回薬剤師国家試験 問152薬物の消化管吸収と胃内容物排出速度に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a イミプラミン塩酸塩は胃内容物排出速度を増加させるので、併用した薬物の吸収速度は大きくなる。b プロパンテリン臭化物は胃内容物排出速度を減少させるので、アセトアミノフェンの吸収速度は小さくなる。c 食物摂取により胃内容物排出速度が増加し、セファクロルの吸収速度は小さくなる。d ...

92回薬剤師国家試験 問157経口投与後の薬物吸収に対する食事の影響に関する記述の正誤について、正しいものはどれか。a 高脂肪食の摂取によりグリセオフルビンの吸収は増大する。b 食後の方が消化管の血流量が減少するため、プロプラノロールの吸収は低下する。c 食後投与により胃内容排出速度が遅くなるため、アセトアミノフェンの吸収速度は遅延する。d リボフラビンは脂溶性が高く、その吸収は食事の影響を受けな...

90回薬剤師国家試験 問152薬物の消化管吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。a グリセオフルビンを高脂肪食とともに服用すると、空腹時に比べてより高い血中濃度が得られる。b アセトアミノフェンの吸収は、メトクロプラミドとの併用により遅延する。c ノルフロキサシンの吸収は、水酸化アルミニウムゲルを含む制酸薬と併用すると、キレート形成のために低下する。d アンピシリンの水和物は...

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