臨界相対湿度(CRH)と吸湿量 101回薬剤師国家試験問174の2,3

101回薬剤師国家試験 問174の2,3
医薬品粉体のぬれ及び吸湿に関する記述の正誤を判定してみよう。

 

2 水溶性の結晶性粉体では、臨界相対湿度(CRH)未満において急激な吸湿は起こらない。
3 CRH では、粉体粒子表面を覆う薬物の飽和水溶液の水蒸気圧と、空気中の水蒸気圧が等しい。

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101回薬剤師国家試験 問174の2,3 解答解説

 

2 〇 水溶性の結晶性粉体では、臨界相対湿度(CRH)未満において急激な吸湿は起こらない。
3 〇 CRH では、粉体粒子表面を覆う薬物の飽和水溶液の水蒸気圧と、空気中の水蒸気圧が等しい。

 

水溶性の結晶性粉体の吸湿量は、ある相対湿度以上になると急激に吸湿量が大きくなる。その境となる相対湿度を臨界相対湿度(critical relative humidity:CRH)と呼ぶ。
CRH では、粉体粒子表面を覆う薬物の飽和水溶液の水蒸気圧と、空気中の水蒸気圧が等しい。
下の図はある水溶性粉末薬品の吸湿平衡図であるが、
矢印で示す点の相対湿度が臨界相対湿度(CRH)に該当する。

 

臨界相対湿度(CRH)と吸湿量・水蒸気圧 101回問174の2,3

 

図に示す通り、
水溶性の結晶性粉体では、臨界相対湿度(CRH)未満において急激な吸湿は起こらないといえる。

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