ニトリルの加水分解でカルボン酸とアンモニアが生成 90回薬剤師国家試験問7b
第90回薬剤師国家試験 問7b
ニトリルに関する下記の記述bの正誤を判定してみよう。
b ニトリルは強酸の濃い水溶液中で加熱するとカルボン酸に加水分解される。
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第90回薬剤師国家試験 問7b 解答解説
b ○ ニトリルは強酸の濃い水溶液中で加熱するとカルボン酸に加水分解される。
ニトリル(C三N)の炭素は正に分極しており、そこへ求核試薬が反応する。
ニトリルは酸性または塩基性の水溶液中で加熱すると加水分解され、中間体のアミドを経て、最終的にカルボン酸とアンモニアを生成する。