みかけの密度(かさ密度)と安息角・流動性 82回薬剤師国家試験問167e
82回薬剤師国家試験 問167e
医薬品粉体の安息角に関する次の記述の正誤を判定してみよう。
e みかけの密度(かさ密度)の大きい医薬品粉体ほど、その安息角は大きい。
82回薬剤師国家試験 問167e 解答解説
e × みかけの密度(かさ密度)の大きい医薬品粉体ほど、その安息角は大きい。
→ 〇 みかけの密度(かさ密度)の大きい医薬品粉体ほど、その安息角は小さい。
安息角の小さい粉体ほど流動性は良い。
安息角と流動性については下記のリンク先を参照
安息角の小さい粉体ほど流動性が良い 89回問164の2
みかけの密度(かさ密度)とは空隙を含む粉体の密度である。
みかけの密度(かさ密度)の大きい医薬品粉体ほど、
空隙が小さく、付着凝集性が小さいので、
流動性が良く、安息角は小さいと考えられる。