88回薬剤師国家試験問28 クロマトグラフ法に関する記述

88回薬剤師国家試験 問28
クロマトグラフ法に関する記述のうち、正しいものはどれか。

 

a 移動相に用いられるのは、液体と気体だけである。
b 固定相には液体も用いられる。
c 薄層クロマトグラフ法におけるRf値の最大値は1である。
d カラムの理論段当たり高さは移動相の流速に依存しない。

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88回薬剤師国家試験 問28 解答解説

 

◆ a,bについて
a × 移動相に用いられるのは、液体と気体だけである。
→ 〇 クロマトグラフ法で用いられる移動相は、気体、液体、超臨界流体である。

 

b 〇 固定相には液体も用いられる。

 

下記のリンク先を参照
クロマトグラフィーで用いられる移動相と固定相 93回問25の1,2

 

 

◆ cについて
c 〇 薄層クロマトグラフ法におけるRf値の最大値は1である。

 

詳細は下記のリンク先を参照
薄層クロマトグラフィーのRf値 88回問28c

 

 

◆ dについて
d × カラムの理論段当たり高さは移動相の流速に依存しない。

 

カラムの理論段高さは移動相の流速に依存し、
最適流速で最小となる。

 

関連問題
カラムの理論段高さは最適流速で最小となる 93回問25の5

 

 

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